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令和四年修正会

令和四年における大聖院最初の行事として、年が明けると同時に修正会を厳修致しました。

修正会は「しゅしょうえ」と読みます。

先年の自分の行いを懺悔しながら、新年がより良い年であるよう祈る法会であります。

顧みれば前回の大晦日は、コロナウイルス禍のため堂内に人を迎えることが出来ず、住職と副住職のみで法会を実施致しました。

しかしながら本年は、感染者数の減少に伴い本堂を開放し、約二十名程の参拝者の方々を堂内にお迎えし、皆様の祈りを仏様に届けることが叶いました。

数年前までは修正会の後、飲食を提供してのビンゴ大会等、和気あいあいとした時間を参拝者の方々に楽しんで頂くのが大聖院の倣いでしたが、その再開はもう少々待たねばならないようです。

猛威も陰りを見せてきたコロナウイルス禍ですが、まだまだ変異種等、未知の部分が数多い災厄です。生活様式を少しずつ戻しつつも、適切な予防を行い、こころ安く令和四年を過ごしてまいりましょう。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます

〇空海さんの御言葉〇

「霧を褰(かか)げ光を見ると無尽の寶。自他受用、日にいよいよ新た也。」

・霧を払って光を見ればそこには無尽の宝がある。我々は皆、仏の光を身に受けながら、日々に新たな世界を開いていく。

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