令和八年身体健康・病気平癒祈願法会
本年も大聖院先代である鷲雄興勝和尚の命日(5月21日)に健康祈願の護摩法会を行いました。

御参加いただいた皆様に於かれましては、雨天で足元が悪い中での御来寺まことにありがとうございました。


本年も法会前に楽器演奏会を開催させて頂き、元吉元子様と石丸美奈様によるチェロ、ピアノの披露が本堂内で行われました。


華麗な音曲が堂内に満ち、先代も大いに満足していることと思います。


真言宗の開祖空海さんの言葉に「未だ有らん、一味で美膳をなし片音にて妙曲を調うる者。」という言葉があります。
ひとつの味だけで美味しい料理を作ったり、ひとつの音程だけで素晴らしい曲を披露する者は未だかつて存在しないという意味です。つまり大切なのは協力と調和であり、人界はそのように成り立つべきだと空海さんは説いているわけです。
我欲によって生じ他者を顧みない騒音は害悪に他なりません。本日の演奏会のように調和を重んじ、和合を根本とする精神が世に満ちれば、日々目に耳にする陰惨な事件など無くなるのではないかと思います。

先代を含めたあらゆる先人たちに恥じない、麗しい音曲のような日本の未来を願ってやみません。
5月も終わらないうちから、うだるような暑い日々が続いております。皆様も御体の調律を崩されませんよう十分お気を付けください。
〇空海さんの御言葉〇
「未だ有らん、一味で美膳をなし片音にて妙曲を調うる者。」
・一味だけで料理できる者はおらず、一音だけで演奏できる者もいない。





