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大聖院の歴史

当山は、天文5年(1536年)智堯阿闍梨が開山。
寛永10年(1633年)2月15日議定の関東古義真言宗末帳に石川寶生寺(南区堀之内)の末と記してある。
本尊阿弥陀如来は安阿弥(あんあみ・快慶)の作と伝えられている。寛文10年(1670年)第13世清山阿闍梨が本尊台座・後光・厨子並びに観音勢至の両脇侍を造立。
江戸中期第14世辨融阿闍梨が本堂を再建、聖観世音菩薩を造立。
明治維新までは、白山権現社・山王権現社・諏訪明神社の別当を兼ね、また、観音堂を進退していた。
明治7年元町増徳院(南区平楽)に属し、大正15年6月29日金剛峰寺の直末となる。
現本堂は、関東大震災の被害を受け、第29世興善阿闍梨が昭和9年4月に再建。
堂内正面には、元禄時代に造立された「雨乞いの龍」という欄間が収められている。
昭和62年11月地蔵堂再建。
平成25年5月観音堂再建。