令和四年新春護摩祈祷法会

1月5日に新春護摩祈祷法会を厳修致しました。
昨年の当法会は先の修正会と同様、コロナウイルスの影響により、大人数を堂内に招いての実施は叶いませんでした。
しかしながら本年は、世間の感染者減少と規制緩和に伴い、約六十名程の方々に本堂へお越しいただき、法会を行うことが叶いました。
また例年恒例だった新春落語も復活し、三遊亭好二郎様、三遊亭鳳志師匠に落語を披露して頂きました。


おそらくコロナウイルス禍となってから、大聖院では最大人数の法会となりました。

護摩祈願における本尊は、不動明王となります。
身体健全、家内安全、世界平和、皆様の祈りはそれぞれでございますが、不動明王の加護のもと、皆様の全ての祈願が成就されるよう、一心に修法を行いました。


仰ぎ願わくは不動明王、迦楼羅炎を以て三毒を焼き、所願を成就せしめたまえ。
〇空海さんの御言葉〇
「月鏡を心蓮に観じ、妄薪(もうしん)を智火で焼く。」
・月を鏡にうつしたような清らかな仏を心の花弁に観想し、迷いの薪をさとりの火で焼き尽くす。