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令和五年施餓鬼法会

7月18日に本堂に於いて大施餓鬼法会を厳修いたしました。

前回のお盆記事でも書きましたが、施餓鬼とは餓鬼道に落ちた人々を供養する仏事のことです。

餓鬼道という飢えに苦しむ世界に住まう人々(餓鬼)が救われることをまず仏前に祈り、その上で、餓鬼道の人々をはじめとするあらゆる御霊(三界万霊)が安んじられるよう供養をします。

その功徳を以って先祖供養を施すというのが大施餓鬼法会になります。

本年も猛暑の中、大勢の方の御参詣を賜りました。

皆様には、円滑な法会進行に御協力いただき、本当にありがとうございます。

暑い日が続きますが、檀信徒の皆様におかれましては、どうぞ御健勝にお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。

〇空海さんの御言葉〇

「伏して願わくは、大慈捨てず、これ馨(こうば)しきを納受したまえ。大小功を添え、尊卑力を効(いた)すもの、同じく積霧をかかげて朗らかに曼荼(まんだ)を見ん。」

・香ばしき心の祈りを拾い上げて下さるよう御仏に祈る。人間の心は尊さも卑しさも併せ持つ故、祈りに功徳の大小はあるけれども、その全てが心からの祈りであるなら、霧を突き抜け、仏界へ届くだろう。

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